英詩と日本詩人北星堂書店, 1983 - 503 pagina's |
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Pagina 34
... しき,悦びを伝ふ/奇しき天体と生命の神秘を, /かくまで優しく又力強く現はした人はない。」(「ゴオホ,ブレーク」「蒼海詩集」から)と詠じている。眼眼よ,眼,不思議な眼よ。赤ん坊の眼の動かぬ時の凄さ千家元麿 何かゞ赤ん坊を内から動かしてゐる気 充ち ...
... しき,悦びを伝ふ/奇しき天体と生命の神秘を, /かくまで優しく又力強く現はした人はない。」(「ゴオホ,ブレーク」「蒼海詩集」から)と詠じている。眼眼よ,眼,不思議な眼よ。赤ん坊の眼の動かぬ時の凄さ千家元麿 何かゞ赤ん坊を内から動かしてゐる気 充ち ...
Pagina 86
... しき者住めるを認る,然れどもこれは彼を厭ふ者ならず,なかみ暗の中には醜きもの居れるを認る,しりぞ然れどもこれは彼を退くる者ならず,なかさがみ暗の中には激しき性の者歩むを認る,然れどもこれは彼の前を逃ぐる者ならず。そいたわが内をのみ見る眼は光 ...
... しき者住めるを認る,然れどもこれは彼を厭ふ者ならず,なかみ暗の中には醜きもの居れるを認る,しりぞ然れどもこれは彼を退くる者ならず,なかさがみ暗の中には激しき性の者歩むを認る,然れどもこれは彼の前を逃ぐる者ならず。そいたわが内をのみ見る眼は光 ...
Pagina 87
... しき紙なるをうつすなれ。あだわれ世の中に敵をもてりき,われ世の中にきらはしきものことわけをもてりき,然れどもこはわが世を逃れしまことの理由ならず。ひとひらすつわが世を捨つるは紙一片を置るに異ならず,唯だこのおのれを捨て、このおのれをこの ...
... しき紙なるをうつすなれ。あだわれ世の中に敵をもてりき,われ世の中にきらはしきものことわけをもてりき,然れどもこはわが世を逃れしまことの理由ならず。ひとひらすつわが世を捨つるは紙一片を置るに異ならず,唯だこのおのれを捨て、このおのれをこの ...